このコーナーは、私宮塚がまだアシスタントをしながら、商業誌(週漫別冊)へ描かせてもらっていた頃の作品です。
他にもあるんですがとりあえず数本にしぼりました。
暗中模索の時代でもあり、苦悩がにじみ出ているのが分かります(笑)
どうぞ笑ってください。
デビュー当時作品
考察と感想
押し入れを片付けていたら、たまたま原稿を見つけ懐かしさもあり当時の作品を読み始めました。
もうかれこれ30年くらいは経つかも知れません・・・。
時代も大きく様変わりし、当時アシスタント時代の記憶が断片的に蘇りました。
暗中模索だった日々を思い出します。
ほとんどショートタイプなのでネタ勝負的なところが大きく、いつもネタのことばかり考えていました。
今もし過去の自分に会えるとしたら、どんなアドバイスができるのか・・・?と考えた時、
こう言ってやりたいです・・・・
「ショートはやめて、長編を描け」と・・・
当時なぜショートをメインに描いていたかと言うと、当たり前ですがページ数が少ない分すぐ完成させることができる。
なのですぐ編集へ持ち込める、すぐ返事をもらえる・・・
つまり小手先のテクニックで自分をごまかしていたのかも知れません。
あと・・・
どこかに「焦り」があったため、すぐ描けるショートをメインにしていたのだと思います。
メリット・デメリットはあるんですが、デメリットはメインキャラが育たないというところですね。
ショートは一発勝負ネタなので、使い捨てのようなものですね。
でも、ロングならしっかりしたキャラが設定出来、深みも増します。
ショートは使い捨てのようなものですから、キャラが育ちようがないんですよね。
読んでくれた読者さんも「クス・・・」っとわらってそれでおしまいです。
しばらくすると記憶からも消えていきます。
なのでショートでもキャラが毎回同じなら記憶にも残るでしょうから、そういうやり方もありでした。
そこまで頭が回らなかったということです・・・
「急いては事を仕損じる」
って当時の自分に言ってやりたいですw
ということで今は長編を描いていますw(まだ未完成ですが・・・)
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