一度は漫画家を目指そうと思った人たちは今までに星の数ほどいると思います。
その中で実際に何ページか描いて1本の作品として完成させ、編集部へ送ったり持ち込んだりした人たちもまた星の数ほどいるはずです。
しかし、この中から実際にライバルたちに勝って新人賞などをもらい、雑誌にデビューした人・・・となると分母がガクンと下がりますが、それでもかなりの数の人達がいます。
さて、問題はここからです。
デビューしてから、連載へこぎつけ継続的に仕事ができ1~2年漫画家として生活できた人となると実はまた分母の桁はガクンと下がり数えられるくらいの数字になっていきます。
実は”一度か二度ほど新人賞枠で載ったことがある”まぁいわゆる”デビューしたことがある”という人たちは、ものすごい数がいるはずです。
ただし、デビューはしたけれど食べていけないからなどの理由で「やめた」「就職した」など漫画家を辞める人が大半だという現実があります。
恐らくデビューから5年以上漫画家として継続出来る人はほんの一握りになるはずです。
毎年毎年素晴らしい才能を花開かせ、デビューしてくる新人さんたちは大勢いますが5年以上漫画家としてやっている人はかなり少なくなります。
さらに10年以上漫画家としてやっていける人はもっと少なくなり、気がつけばあの人どこ行った・・・?最近見かけないね・・・なんて噂されたりしてるかもしれません。
20年以上に渡り漫画家として活動してる人たちは、それなりの評価を読者さんや編集部から頂き認められている状況だと言ってもいいでしょう。
大御所まではいかないまでも、まぁ中堅どころとして活動してるわけです。
私、宮塚はというとおかげさまで気がつけば、漫画家生活24年目に入りました。
知らない人は全く知らないですw 知ってる人はかなりマニアックなファンなのかも知れません^^;
なんだか「漫画家の世界って厳しいんだな…」なんて印象を持たれたかも知れません、確かに厳しい面はあります。
しかし、今は昔と違いネット時代ですから作品を発表する場はいくらでもあります!
出版社だけが頼りなんて時代は終わりました。
Kindleなどでいきなりデビューなんて出来るんですから。
YouTube、ニコニコ、pixiv、comico(コミコ)…さらに自分のブログやSNSで配信も出来ますしいくらでもチャンスは目の前に広がっています。
さらに人気が出れば大手出版社からお声がかかり「コミックス化」なんて展開はもう珍しくありません。
さらにさらに、中小企業パンフ・案内漫画、行政などの広報漫画、地方などの村おこし漫画や自伝漫画を名刺代わりにしたい議員や社長さん・・・と漫画の需要は広がる一方です。
- ”漫画家になりたかったんだよな”
- ”一度は諦めていたけれど、もう一度挑戦してみたい”
- ”絵がヘタで諦めていた”
- ”デビュー一歩手前まで行ったが年齢のこともあり諦めたことがある”
- ”子供が絵を描くのが好きなので子供に漫画を描かせてあげたい”
- ”副業で漫画やイラストなんかの仕事をしてみたい”
- ”趣味の一つとして漫画を描いてみたい”
- ”ストーリー作りが苦手だったから諦めていた”
- ”定年を機に漫画に挑戦してみたい”
- ・・・ETC
こんな方たちのためにこのブログを立ち上げました、是非参考にしてみてください。
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