【漫画の描き方】ストーリーが思いつかない時の効果的な方法を教えます

漫画家さんはどうやってストーリーを思いついてるのでしょうか?

答えは・・・

 

閃きです。

展開や伏線や構成は考えて作るものですが、全体的なイメージやアイディアは私を含めほとんどは閃きです。

ではどうやったら閃く様になるのでしょうか?

 

【漫画の描き方】ストーリーが思いつかない時の効果的な方法

閃きというのは、考えてたらぜったいに無理なんです。頭(思考回路)で考えて出すものではないんですね。

 

閃きとは

閃きは漫画の世界だけではなく、ビジネスの分野や科学、文学、スポーツ、あらゆるものに対して降りてきます。

ユングの集合的意識だとか守護霊からの指示(ヒント)だとか、アカシックレコードへのアクセスだとかという話は置いといて

誰でも経験したことがあると思います。

ではどうやったら閃くようになるのでしょうか?

 

閃きやすくする方法

人は0から発想をすることはありません、そこに至るまでに何かしらの情報を必ずインプットしています。

あなたが生まれてから数十年間に及びインプットしてきた膨大な情報をきっかけにして、発想を発展させます。

ということは、今は何も感じなくてもとりあえず情報をインプットしておくことをおすすめします。

 

小説、漫画、映画、旅行、仕事、バイト・・・あらゆる事を情報として詰め込んでいきます。

ここで大事なのは出来るだけ実体験をすることです。

 

私が新人だった頃、師匠や編集さんからよく言われました。映画や小説をたくさん観たり読んだりしろと。

 

映画はよく観てましたが、小説とかはほとんど読んだことがなかったので読むのに慣れてなくて遅いんですが・・・。

映画より頭に良く入りました。

 

恐らく映像がない分想像力を働かせたからだと思います。

 

さて、映画や小説をたくさん観たり読んだりしたらストーリーが思いつくのか?というと実はほとんど思いつきません。

 

これが現実です。

しかし、決して無駄にはなっていません、あなたの脳の奥の引き出しにはちゃんと格納されています。

 

時間が経つのと比例してうろ覚えにはなりますが。

いつか必ず何かの拍子にヒントとして浮かび上がります。

 

ここまでは普段の生活においての下準備といったかんじです。

さて、ここからが本題です。

 

 

ポイント1

あなたがどんなストーリーを描きたいのかジャンルを決めます。

ファンタジーなのか、恋愛物なのか・・・サバイバルホラーものなのか、このジャンルで勝負したいというのがあるはずです。

 

さて先ほど小説や映画など沢山見ようという話をしました、その時に以下の基本を頭にまず入れておいてください。

タイプとヒーローズジャーニー

 

どんなストーリーだろうと絶対に主人公は上図の様にタイプ分けが出来ます。

  • 主人公が中心
  • 他人が中心
  • 自分の意志で
  • 外部からの影響で
  • (これらの複合パターンもある)

 

例えばゴルゴ13のデューク東郷は自分のやり方で仕事を遂げます。が「24」のジャック・バウワーは外部(周囲)の影響で行動せざるを得ない状況になります。

どちらも凄腕でヒーローキャラですが、タイプが違います。

 

ゴルゴは日本や世界の事なんてどうでもよく、金さえもらえたら仕事します。自分が中心です。

が、バウワーやダイハードのハゲのおっさんは周囲の人達を助けるために動きます。

他人が中心となります。そのために自己犠牲を伴います。

 

両方という複合パターンもあります、映画コンスタンティンも最初は主人公は自分のために行動しますが、そのうち周りのために自己犠牲という行動をとります。

 

このパターンという基本を押さえておいてください。

 

ポイント2

ヒーローズ・ジャーニーの詳しい記事はコチラ

ヒーローズジャーニーという手法も有名です。

 

SFスペースオペラだろうが恋愛物だろうが、ストーリー展開の基本はこのヒーローズジャーニーのようになります。

これを大ざっぱに4つにすると、起承転結となります。

 

これもしっかり頭に叩き込んでおいてください。

 

そして映画や小説などを観る場合、ポイント1と2を思い出しながら分析しながら観てください。

 

よほど特殊なものでないかぎり、この2つのポイントに当てはまると思います。

 

脳の緩急

さて、あとはあなたがどんなタイプのストーリーを作ろうかと考え、悩み抜いてください。

寝ても覚めても何をどんな風にどんなキャラでと考えまくってください。

ノイローゼ一歩手前まできたときに、考えるのをスパッとやめてください。

 

一旦置いておきましょう。忘れてください!←(重要

ゲームをする、旅に出かける、友人達と遊びまくる、とにかく出来るだけストーリーのことは忘れてください。

 

最低でも3日、出来るなら1週間以上悩むことをやめてみてください。

 

閃く瞬間は

そして、シャワーではなくお風呂に入りましょう。湯船に浸かったとき”口からはぁ~”と息を出します。

(オヤジみたいで嫌かも知れませんがw)

 

さらに、布団に入ったときも”口からはぁ~”と息を出します。

またはトイレで用をたしているときも”口からはぁ~”と息を出します。

 

私の体験上この様な(リラックス状態)時に突然閃きます。脳波はアルファ波の状態です。

 

閃きを邪魔する最大の原因は、「思考」です。

頭が考えてるときは、チャンネルがしまった状態でせっかく降りてくる閃きやヒントなどは、脳へ届きにくいんじゃないかと思っています。

 

思考をやめたとき、ふと降りてきます。

 

 

これがいつ降りてくるかは分かりません、2日目かも知れませんし1ヶ月後かも知れません。もしかしたら1年後かも・・・。

どれだけリラックス状態になれるかによると思います。

 

そこで私は強制的に脳波をいつでもアルファ波にしたいと思い瞑想を1年間やったことがあります。

瞑想の仕方はコチラで詳しく書きました

 

1年やった結果チャクラが開いてしまいましたw

 

まとめ

なーんだリラックスするだけじゃんと思ったでしょうが、本当の意味でのリラックスとは思考停止させることなんです。

朝目が覚め夜寝るまでの間で完全に思考停止させ、無の状態になってる人はほとんどいないでしょう。

あったとしてもほんの一瞬です。

 

その一瞬に閃きは降りてきます。

思考をやめるということがどれほど大変なことかは瞑想をしてみると分かります。

 

その為には普段から悩み抜く必要もあり、脳の緩急が大事になります。

うまく緊張状態とリラックス状態を作ってください。

 

そして面白いストーリーを描いてくださいね。

 

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