今、世の中は新型コロナウイルスによる影響で自宅で過ごすように政府から要請が出ていて、ストレスも溜まり悶々としてる方も少なくはないと思います。
そんな時期だからこそ空いた時間を漫画やイラストなどの作成時間にあてましょう!
ふだん忙しくてなかなか描けなかった人はいまがチャンスですよね。
さて、そうはいってもバイトや仕事もなくなってしまい政府からの保証金もイマイチ当てにならないし・・・
先立つものがない!!どうやって生活したらいいんだ~と嘆いてる人も沢山いますね。
私もその中のひとりです。
だからといって安易に手を出してはいけない漫画の仕事があります!
それは・・・
You Tubeのマンガ動画(1カット単位)の依頼です!!
なぜだめなのか説明していきます。
Contents
漫画家(または漫画家志望者)が手を出してはいけない仕事とは?
なぜYou Tube漫画を描いてはいけないのか、結論からいいますね。
ずばり単価が安すぎるからです。
You Tubeマンガ動画は幅1920、高さ1080(カラー350dpi)の1カットを平均30~35枚使用しそこにアテレコで声優さんの声が入り、動画でエフェクトなどの効果やBGMなども入れて編集されます。
なので結構お金がかかります、で、作家さんの取り分も減るわけで・・・単価は絞りカス程度の1カット1000円~1500円(最高でも1800円まで)となります。
なので外注化で有名なシュフティやクラウドワークスやココナラなどに登録してあるとそういった絞りカスのような報酬の仕事がバンバンきます。
自分の財産を捨てるな!
やってはいけない理由は他にもあります、まずそういったところで引き受けても著作権は描いた本人ではなく、依頼(発注)してきた側にあります。
なのであなたがたとえ引き受けて何十、何百カット描いても・・・あなたの財産にはビタ一文ならないということです。
絞りカス程度の目先のお駄賃が入るだけです。
実際色を塗ったことがある人なら分かると思いますが、レイヤーを何層にも分けワンカットの色を完成させるまでの労力の大変さを。
なので業者側としてはクォリティーはほぼ要求してきません。背景なども非常にかんたんなもので構わないわけです。
少々下手でも編集と音声でカバーするので、数をこなせる作家を欲しがります。
平均35カットを1本として、月に5本から10本描いてくれる人を重宝がります。
原作付きなので描くことにだけ集中していればこなせない数字ではないでしょうが、ひたすらあなたの人生という時間を切り売りすることになるので私はおすすめはしません。
適正価格の計算
では適正価格はいくらなのか?ダメ元で・・・計算してみたところ、カラー1カットで最低ラインは新人なら3000円ですね。
中堅漫画家の平均的原稿料(想像です)で計算すると、5000円~以上となります。
大雑把な計算方法ですが、マンガ原稿の場合1カットではなく、1ページ単位ですからYou Tube用の1カットは3分の1ページで計算しました。
ページにすると15000円ですね、これでも2色の活版印刷(モノクロ)での計算なんです。
カラーであれば本来ならさらに1万円ほど上乗せです。
ようするにどんだけ依頼者側が叩いてるかが分かると思います。
ありえない価格なのですが、実際はYou Tubeをみてもらえば分かる通りマンガ動画は大量生産され続けています。
いいように詐取されている現実が見て取れます。
描いてる本人が問題なく何も不平不満もなく楽しく描いてるんでしたら別に構いませんが、You Tube用カットの相場単価というものをあんに広げてるという認識も理解したほうがいいと感じました。
本来であれば、カラー20ページ(単価2万)で40万円もらえるところを9万円しかもらえない現実をどう捉えるかです。
どうせ描くなら自分でUPしちゃおう!
そこで提案ですが、人様のコンテンツを充実させるという考えを捨て、自分の将来のために自分のコンテンツとしてYou TubeにUPしていくことを強くおすすめします。
幅1920、高さ1080(カラー350dpi)のサイズで絵を描き、You Tubeに動画編集ソフトを使い編集してUPしていくだけです。
収益化までは動画の内容やチャンネル登録者数、再生数などの数字が簡単には上がらないので時間はかかりますが・・・・。
それは誰もが通る道です、どんな世界にも近道やズルして簡単に稼げるようなものは存在しませんからね^^;
とはいえ、一度人気に火が付きバズったりして勢いが付けばYou Tubeだけでサラリーマンの平均年収くらいは稼げるようになる可能性は大いにあります。
諦めないでコツコツとUPしていきましょう。
そこで、私もお手本になるかどうかは置いておいて・・・w。 You Tube用にUPしたものがあるので公開したいと思います。
参考くらいにはなると思いますので。
「音のないマンガ動画」というタイトルで作成しました。その理由は以下の通りです。
- コストを掛けたくない
- 気軽にUPしていきたい
- 持続できる環境作り
- 誰でもができるやり方
- なにより簡単なこと
- 読者さんの中にも静かに読みたい人はいるはず
確かに声優さんにアテレコしてもらい、プロの人に編集してもらえば見栄えも良くなり再生回数も伸びるかもしれません。
でも動画とか一度もUPしたことがない人には結構なハードルとなり、やらずじまいに終わる可能性も高くなります。
それはもったいない話です。
だれでもが気軽に自分のコンテンツを増やし続け、財産となるようにするにはまず持続性が重要になります。
私事ですが、初日の出をみながら今年は〇〇するぞ~!などと誓いを立て、それが長続きして成功した・・・なんてことは一度たりともありませんw
そのくらい継続するということは難しいことだと感じてる方は私だけではないはず・・・。
しかし、You Tubeの場合チャンネル登録者数1000人以上、総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上さえクリアしてしまえば翌月から自動的にあなたの銀行口座に振り込まれるようになります。
そうなると最初のうちは少しかもしれませんが入金があるとモチベーションも多少は上がるというものです。
アカウント作成や動画配信など詳しいことはYou Tubeにて確認してください。
動画UPの注意点
動画UPの注意点としては、GoogleやYou Tubeにも規約として載せているので一度は目を通しておくといいでしょう。
例えば当たり前ですが性的に過激なものや、宗教や団体などを誹謗中傷する内容だったり地上波などのテレビ番組や映画や音楽の無断UPロードは犯罪となりアカウント停止だけではすまない場合もあります。
あくまでもオリジナルのコンテンツを上げていきましょう。
動画配信に慣れてきたら、今度は自分でアテレコをやったりBGMを載せたりスキルUPしていくと幅が広がり楽しくやれるとおもいます。
早く効率よく再生数を伸ばす方法
いちばん大事なことは、中身が良いコンテンツ。これに付きます。
ブログもYou Tubeも同じで中身が大事。
中身スカスカなものを大量にUPしてもアルゴリズムで跳ねられるので、徒労に終わるハメになります。
「ユーザーにとって価値あるものを~」とGoogleは昔から謳っているので小手先のテクニック云々より重要視してください。
とはいえSNSでの告知や宣伝は序盤では大きな力になるでしょうからどんどん配信しましょう。
まとめと今後の考察
さて最後に世の中が今後どうなるのか?という予想ですが、今回のこのコロナ騒ぎは雨降って地固まるではないですが新しい価値観への移行にはなっていくのかなと感じます。
私はずっと漫画で食ってきたのでなにもネット回線さえあればどこででも仕事は出来るわけです。
なので今回の自宅での過ごし方ですが、何も変わってないわけです。私にとってはいつもと変わらない日常なんですね。
テレビを観ていてもコメンテーターたちも自宅からオンラインで登場してますし、大学や様々な教室関係などもオンラインで出来るものはすべてその方向で時代はシフトしています。
サラリーマンの多くの人たちもかなりオンライン化しています。
これはつまるところ高額な家賃が必要なオフィスはなくてもかまないじゃん!ってことになりつつあるわけです。
もちろん外食産業などは店舗を構えお客を迎えてサービスを提供して収益につながるんですが、でも工夫次第でテイクアウトにシフトして収益を上げているところもあります。
先日将来を悲観して焼身自殺した(?)とんかつ屋のご主人がニュースで報道されていました。
とんかつ専門のお弁当屋として出来なかったのだろうか?お歳で気力も体力もなかったのでしょうか?色々考えさせられました。
知恵を絞れば何かしら明るい材料は見えてくると私は信じています。
今なにをしたらいいのかわからないという人がいましたら、You Tubeも視野に入れてじっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。
この記事へのコメントはありません。