始めまして、このブログでは漫画を描いてみたい初心者さんからプロを目指したい人、またはアナログからデジタル(ClipStudio)へ移行したいプロの方まで参考になればとはじめました。
お役に立てば幸いです。
Contents
漫画の描き方ブログAtoZ初投稿です、初心者さんからプロを目指したい方のためのブログ
漫画って基本的に好きに自由に描けばいいんです。
でもやっぱり基本は大事
ただ、雑誌に載せたいとかウェブなどで発信していきたいとなると、最低限知っておいたほうが良い基本ルールやテクニックなどがあります。
例えば読者さんが思わず次のページをめくりたくなるような、コマ割りやネームの切り方などですね。
知らずに描くのと知って描くのとでは大きな差がでてきます。
こういったテクニックは最初のうちにマスターしておくほうが、上達スピードも大きく違ってきます。
このブログでは、アナログでもデジタルでもまず基本を押さえそれから細かいテクニックなどをご紹介していきます。
デジタルの場合ですとClipStudioをメインに動画で解説しています。
ClipStudioの解説書はたくさん出ていますし、CLIPサイトなどでも記事が沢山ありますが動画コンテンツは割と少なく感じます。
出来るだけ痒いところに手が届くような動画を沢山あげていこうと思いますので参考にしてみてください。
漫画脳(マインド)
あとネタやアイディアはどうやったらうまく作り出せるのか?どうやったら読者さんを引き込むようなストーリーが作れるのか?などなど漫画を描くための考え方やマインドのありかたなども解説していきたいと思っています。
漫画家に憧れ頑張ったのにデビューできずあきらめた人も多くいます。
そんな方ももう一度趣味でもいいので、自分の漫画に挑戦してみてください、今はウェブなど発表の場も増えています。
自分でブログを立ち上げそこで配信していくのもいいでしょう、選択肢は沢山あります。
とにかく自分の作品が、多くの人たちに読んでもらえる喜びは趣味を超えたものがあります。
もしかしたら出版社からお声がかかりプロデビューなんてことも十分有り得る話です。
そんな偉そうなことを言っている”お前は誰なんだよ?”とそろそろツッコミがありそうですので自己紹介しておきます。
自己紹介
今も現役で漫画家として飯を食べている宮塚タケシといいます。
アシスタントは13年近くやりました、なのでアシスタントの実態や裏側やドツボ的な話はたくさん知っているというか…経験しておりますw
独立してから漫画家になり早24年ほどになります。
今はデジタルに移行し完全パーパーレス化してますが、アナログノウハウも熟知しています。
そんな私の漫画は主にマイナー誌が中心ですから、世間での認知度は恐ろしく低いです。つーかもう誰も知らない状態でしょうw
ジャンプなどというメジャー誌は高嶺の花子さんで、若かりし頃一度編集部へ原稿を持ち込んだ時こう言われました。
- 編集さん)今、何歳?
- 自分)…26歳です(汗)
- 編集さん)…う~ん、遅かったね…
この時自分の生き残れる道はマイナー誌しかねぇ!!となんとなく悟った覚えがあります。
青年誌やジャンル誌用の漫画を細々と描き、持ち込んではボツを食らい憂さ晴らしでパチンコを打つゴミクズのような惨めな時代…
当時は住み込みでアシスタントをしていたわけですが、気がつけば13年近くもダラダラとぬるま湯で生きてたわけです。
※(片道3時間かけ先生宅へ行き週5~6日住み込んで働く。1~2日は自宅へ戻り休める。)
そもそも私は…実は本気で漫画家になるつもりではなかったんです、憧れてはいましたがまさか自分がなるなんて夢にも思っていませんでした。
宮塚の衝撃的な過去
田舎で暮らしてた頃、親の店(中古車店)が不渡りを出し一家で夜逃げをするはめに・・・。
当時24歳くらいの頃の話です。
父親の兄を頼って長崎へ…、けんもほろろに突き放され、今度は母親の遠い親戚を頼って大阪へ…
そこには体に粋な絵を描いた息子が…君臨していました(汗)
1日だけ泊めてもらおうと相談したんですが、父がその方に逆に脅され20万円ほど宿賃を払う羽目に…
1泊20万…
人は一度落ちるとトコトン負の連鎖が強まるんだなと勉強になりました。
そんなこんなで、もう東京しかない!
自分)東京に行きさえすればなんとかなる!やっぱ東京は日本の中心じゃけぇのう!!
という意味不明なIQの低い考えで上京します(´;ω;`)
もっと酷い現実が…
当時人の弱みに付け込んだ新興宗教に父がハマり、なけなしの全財産70万円をお布施してしまいます。
(福永法源(足裏診断)とかで検索すれば出てくると思います。)
泣きっ面に蜂とはこういうことですかねw
まだ中学生と高校生の妹二人、両親、そして私の4人の東京での生活が始まりました。
この続きは漫画で読んでください^^
↓
宮塚のマイナス人生から~漫画家への道程
いかがだったでしょうか、この漫画は東日本大震災の少し後に描いた特別編です。
あの震災で日本中が落ち込み連載中の漫画も自粛しようという雰囲気があったんですが、逆に元気づける意味でいつもの連載ではなく番外編として描いたものです。
こうして自分の人生を振り返ると、ただ流れに身を任せていただけって感じもしないでもないです。
上京したのは漫画家を目指してではなく、否応なくですし、マンガのアシスタントをやったのも整備士とかセールスなどの営業とかやりたくなかっただけなんですよね。
ただ、漫画を描くこと・・・というより何か自分がワクワクすることを淡々とやることが好きなんです。
あなたはいかがですか?
自分の好きなことやって生きていると言えますか?一度っきりの人生です後悔しない生き方しましょう。
自分が好きなことならそこには、努力とか我慢とかの概念は存在しえません。
例えばゲームが好きな人は努力しながらゲームなんかしません。
今多くの人たちは日々精進、日々努力、日々我慢と忍耐・・・「あと○日会社(学校)へ行けば休みだ~」という感覚で生きています。
するとどうなるかというと、その生活に慣れてきます。言い方を変えるなら惰性かもしれません。
惰性で刺激のない我慢が続くと、慢性的に感覚が麻痺していき当初感じていた「逃げ出したい!」という欲求すら湧いてこなくなります。
そうなる前にマンガとかイラストを描くことが好きなら挑戦してみてください。
あきらめていた人も、これからの人も、スランプの人も、悩んでいるプロの人も何かの気づきになれば幸いです。
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