一発屋と聞くと多くの人たちが芸能界の人たちのことを思い浮かべると思います。
とくにお茶の間を賑わした芸人さん達は記憶に焼き付いてるので、「あれ?最近〇〇見なくなったね・・・」などとふいに会話のネタになったりします。
でも漫画家たちの一発屋の話はあまりお茶の間には上がりません。
今回は漫画家たちの一発屋と芸人の一発屋の違いについて語りたいと思います。
Contents
漫画家の一発屋と芸人の一発屋の違い。あなたはどっちのタイプ?
どちらにせよ一発屋という言葉の響き自体に良いイメージはありません。
「終わった人」というイメージがありますよね。
でも実際は終わってないこともあります。
漫画家たちの一発屋と芸人の一発屋の違い
AMEMIYA
あのフレーズ強烈でしたね↓
「・・・~~冷やし中華はじめました~♫」
(出典:Amazon AMEMIYA)
AMEMIYAさんはテレビにこそあまり出てこなくなりましたが、実は結婚式の披露宴などで歌われる曲の依頼などで大忙しだそうです。
もうあちこちから引っ張りだこ状態で、当時テレビで活躍してた頃と稼ぎは変わらないか上だそうです。
その他に「ラッスンゴレライ~」の8.6秒バズーカや「だめよーダメダメ」で流行語大賞も受賞した日本エレキテル連合、「グゥ〜」というネタでブレイクしたエド・はるみなど~・・・
上げたらキリがないんですが、活動自体は精力的にされていて特にSNSやYou Tubeなどで忙しくされているようです。
さて問題は漫画家です…^^;
こちらは正直洒落にならない現実が・・・
漫画家の一発屋はシャレにならない
デビューしたはいいけど、徐々に仕事も減り、同時に気がついたら40歳も超え・・・
焦ってなんとか仕事を得ようと以前良くしてくれた担当者に掛け合う・・・
も仕事は取れず・・・途方に暮れる売れない漫画家・・・
Netflixで見た「闇金ウシジマくん」の序盤に登場する売れない漫画家を地でいく人達が沢山いるわけです。
私は今までにメジャー漫画誌(とくにジ●ンプに多い)で描いてた過去の栄光?をひけらかす漫画家に今まで何人かと会ってきました。
彼らの共通点は”プライドが高い”です。
糞の役にも立たないプライドを全面に匂わせてきますから、鬱陶しいことこの上ない^^;
二度と会いたくないので、連絡も取りませんw
そういった彼らが再起を目指しても恐らくマインドから変えなくては、漫画で食べていくのは厳しいと思います。
多くの人達が新人賞などを取り目を輝かせがむしゃらに頑張っても、いつかは「もう古いね」などと編集からそっぽを向かれる可能性は高いと思っていたほうがいいです。
これからの漫画家のあり方
答えは無いかも知れませんが、少なくとも多様性に順応したほうが生きやすいと言えるでしょう。
もちろんひとつのジャンルに特化した漫画描き続けるのもいいですが、時代は昔に比べものすごい速さで移り変わっていっています。
ある時代には受けた内容も、ある時期からそっぽを向かれる可能性は大です。
じゃあどうすれば上手く立ち回れるのか?生き残れるのか?
時代に左右されない本質的なことをジャンルに必ず入れることです。
以前おすすめ映画などを紹介しました。
↓
<漫画家になりたいなら必ず観ておくべきおすすめ厳選映画11本>
場所や時代は違えど扱うテーマが本質的なものであればどんな時代でも受け入れてもらえます。
本質がしっかり描かれてさえいれば、表面的なシチュエーションは何でも構わないですが、できればトレンドを意識したものなら読者さんも感情移入しやすくなりますよね。
まとめ
昔、コミックス3巻も出した漫画家さんが、売れなくなり仕事も切られ・・・
お腹が空いて切羽詰まり窃盗事件を起こしたというニュースが現実にありました。
私の知り合いのまた知り合いの元漫画家さんは自分で自分の命を絶ちました。
そこまではないとしても、まるで畑違いの職、工務店で働いてる作家さんも知っています。
この作家さんはピーク時は超売れっ子で、編集をパシリのように扱ってたということは有名でした。
癖のある作家さんでしたね。
またアル中の有名作家さんは路上で酩酊していて、職質され交番へ連れて行かれ、色々警官から質問されて・・・
この酩酊親父が有名漫画家と発覚します、実はこの警官も大ファンだったという話でw
簡単にまとめると、出版社に依存する生き方以外にも模索する必要があるということです。
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すごく興味ありますが。。
Mushokuさん
ネットですから場所はどこからでも構いませんよ^^
お気軽にどうぞ。